2013年1月14日月曜日

世迷言(よまいごと)


ぼくが人とうまく話せなくなったのは高校一年生の冬です
今考えるととても不思議な事なのですが
前日までクラスの友達と和気藹々
とても明るく会話していた少年が
ある日を境にまったく友達と話せなくなった
クラスの皆と目を合わせることができなくなった
顔はいつも下を向いている暗い少年になってしまった
何かに憑りつかれたようにまるで人が変わってしまったのです
ぼくの性格が急変したのです

クラスの皆からしたら「何だアイツは・・・」と思うでしょう
「不破、暗くなったね」
「俺のことを無視しやがって・・・」
とても仲が良かった友達からそう言われたぼくはとても悲しい思いをしました
(それは違うんだ、無視しているわけじゃないんだ)
心の叫びを高校時代にずっと続けました
友達を失うことは簡単だった
目を合わそうとせず何も話さなくなれば
友達はぼくから離れていく

ぼくはきっと鬱病だったのかもしれません
大学受験のストレスのせいだったのかもしれません
鬱病は風邪と同じ
早めに医者に診てもらわないとこじらせてしまいます
しかし30年前
精神病院に通院する人は狂人と呼ばれていました
まだまだ精神病について偏見と嘲笑に満ちていた時代です
(やまい)は気からという根性論が当たり前だった時代です
ぼくには精神病院に通院するという選択肢はありませんでした
自分が鬱病だとは知りませんでした
いや
鬱病という言葉自体を知りませんでした

結果的にぼくは鬱病をこじらせてしまいました
ぼくは他人にいい奴だと思われたいという気持ちが強い少年でした
人の目をとても気にする少年でした
だからこそ周囲から孤立していくことが辛くて寂しくて悲しかった
大切な友達を失い孤独に捻じ曲げられる日々が続いた
それが原因だったのでしょう
高校時代にぼくは対人恐怖症になりました

成人式の日になると
ぼくは毎年心の傷が痛みだします
成人式に出席した会場で
久々に会った中学時代の友人達と目を合わせることができませんでした
ぼくは誰とも会話することができずに寂しく帰路に着きました
25年経っても忘れることができない日です

今思うとあの日が決定打でした
ぼくは完全に人が変わってしまったことを自覚させられました
あんなに明るかったぼくは何処に行ってしまったのだろう
もう25年も
ぼくは本当の自分でない自分と付き合っている
そんな気がしてなりません


仕事は続けています
今日は雪が降りましたね

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12 件のコメント:

  1. ふはさん、こんばんわ
    ふはさんが、何気なく話してくださることが、実は、わたしの身の回りでもおきていることなのですね

    今回のふはさんの高校の回想ですが、
    わたしの高校の先輩に、そういう人がいましいた

    わたし自身は、どうかというと、女なので、
    無理に、グループに入って、嫌な思いをしたりして、
    今思えば、普通に一人でいればよかったのですが・・・
    高校のときって、まだ子供だから、みんなと同じように
    集まれない自分を責めたりしてしまうんですね
    わたしの場合も、会話ができないという実感がありました
    最低限のことは、話せるんですけど
    わたしは、30代ですが、やはり、気づいてくれる
    人は、いませんでした


    最近思うのは、日本社会が一人でいるな、仲間を作って
    つるめという、いつでも誰かと一緒の教育を押しこんできたせいで、一人でいる自分を
    否定してきたということです
    一人でも楽しめることはたくさんあるというのに
    とくに、傷つきやすいメンタルを背負った人間は、
    一人の時間を楽しんだほうが、人生を楽しめるのでは
    ないかと思い始めています
    (だた、結婚が難しいですね^^)

    ある日を境に、まったく誰とも話さなくなってしまったのです

    そういうことだったのか・・・と、今その先輩を思い出しています
    臆病で先輩となると、話しができないわたしが、唯一話せる先輩でした

    今もし生きていらっしゃったら、わたしのことを覚えていなくても、少しお話してみたいと思います


    返信削除
  2. すみません、途中で、話しが変わり、わかりにくい文になってしまって
    送ってしまいました

    ある日を境に→ここから、その先輩の話になっています

    その先輩がある日を境に、まったく誰とも話さなくなってしまったのです

    これが正しいです

    すみませんでした

    わたしの人生の中で、そういう人が二人ほど、いました

    でも、わたしは、声をかけたかったけど、かけづらくて、話せませんでした

    決して、話したくなかったわけじゃないんです

    できれば、どんな人とも、よほど、ひどいことがない限りは、

    会って話ししてみたいものです

    それが途中の道端であって、偶然でもいいのですから・・・

    返信削除
  3. 何回もすみません

    ふはさんは、パフィームという、女の子グループどう思いますか



    返信削除
    返信
    1. チー釜さん
      いつもコメントありがとう
      それからメールもいただきまして
      本当にうれしかったです

      チー釜さんの先輩も
      自分から話しかけることができなくなった
      もしかしたら内心では
      他人から話しかけてくれることを待っていたのかもしれませんね
      先輩さんは今は幸せに暮らしておられるのかな?と思ってしまいます

      それから
      パフュームですか
      パフィーではないですよね?
      パフュームはメンバーの名前を知っている程度ですかね
      皆可愛いと思います
      パフィーはもう忘れました(笑)

      メールを送りたいのですが
      なにぶんメール交換の経験も無いコミュ障なものですから
      気おくれしてしまいます
      しばらく時間をくださいね(笑)

      チー釜さんまた来てくださいね

      削除
  4. 仕事内容は簡単なものなのですか? 私生活とかの「仕事以外の会話」をする必要性なんか考えずに適当に、仕事に関して質問したり確認したり一言二言交わせばいいのではないですか?

    最低限の仕事をきっちりこなして、愛想よく相手に対する思いやり親切さを忘れずに接していれば、相手や自分の私生活に深く立ち入った会話をしなくてはならないという概念はそれほど重要な必要事項にはならないと自分は思うのですが、不破さんはそうは思いませんか?どう思いますか?

    返信削除
    返信
    1. 陰遁者さん
      いつもコメントありがとう

      隠遁者さん
      愛想よく相手に対する思いやり親切さを忘れずに接するというのは
      なかなか難しいものですよ
      相手がこちらに対して不親切で好感を持って接してくれない場合は・・
      特に難しいと思います
      まして毎日長時間労働ですからね
      愛想も親切心も失ってしまいます

      それと職場環境にもよるでしょうね
      今働いている工場は
      20代の若者と外国人労働者が多いのです
      20代は学生気分の延長
      外国人は仕事=生活そのもの
      ですから深く立ち入った会話をしたがるのですね
      仲間意識が強い連中なのです
      深い会話を拒絶すると
      すっかり気分を害してしまう
      この人は仲間ではないと思われてしまう
      本当に厄介です

      今のぼくはこんな感じで働いています
      わかっていただけましたか?(笑)

      削除
  5. はじめまして。
    私も過去にきつい経験があり、人が怖くなり、今は家族以外とは必要なことを除いては話をしておらず準ひきこもり的な生活を送ってます。。社会復帰、踏み出す勇気がなかなか。。
    いつかいい日が来るといいですよね。

    返信削除
    返信
    1. らてさん
      はじめまして
      コメントありがとうございます

      ぼくは働いてますけれど
      家族以外と話さない日もあります
      会社でも話せる人は2人くらいかな(笑)
      本当に
      社会復帰の定義とは何なのだろう??と考え込んでしまいます

      少しずつ人に慣れていければいいのですが

      お互い暖かい春のような日が来るといいですね

      削除
  6. 一月ほど前から、こちらのブログを読ませて頂いてます。

    不躾で申し訳ないのですが、不破さんが通っておられた大学というのは、ひょっとして「都の西北、我らが母校」と歌われる所ではないですか。だとしたら、僕と一緒ですね。なんだか親近感が湧いてしまいます(違ってたらすみません)

    こんな話をすると不快に思われるでしょうが…実を言うと、僕は性同一性障害という病気を背負っています。見た目は男性ながら心の中は女性という、最も救いの無いパターン。そのせいで学生時代は、同級生から精神面でも肉体面でも暴力を受け続け、まさに生き地獄を味わいました。

    子供の頃は「大らかで社交的」と言われていたのに、世間にとって自分は忌むべき存在なんだと気付いてから、見る見るうちに人が怖くなっていって…それでも何とか社会に適応しなければと、必死に男性らしい仕草や言葉遣いを身につけ、どうにか生活していたのですが…大学生になって限界が訪れ、重度の対人恐怖症を発症してしまいました。そして、全てを失った。友人も、未来への希望も…

    だから、立場は違いますけど、不破さんのお気持ちよく分かります。他人に受容されるような人間にならなくては、というプレッシャー。本来の自分がどこかへいってしまったという喪失感。辛いですよね…

    しかし、勿体ない話だと思うんです。不破さんは心と体の性が一致してらっしゃるのですから、人の目など気にせず、余計なことなど考えず、ありのままの御自分で生きていけば宜しいのに。

    世の中の偏見に苦しむ必要もない。秘密を抱えて生きる苦しみもない。好きな人に想いを告げることのできない寂しさも、家庭を築ける可能性がゼロという悲しさもない。それだけでも、僕にとっては奇跡のようなものですので…

    僕はもう、駄目かもしれません。一年前に仕事を辞め、今はただ、すべてを終わらせる方法を考えているだけの毎日。道具を揃え、場所の下見に行って…。けれども、こちらのブログを拝見していると、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけですが、不思議と元気になれます。

    不破さんの、生きたいから辛くても働くんだという思い。もう一度自営業で生計を立てたいという静かな情熱。そういったものに、自分の中の生きる希望が、ほんのわずかに顔を出して来るんです。僕も、もう一度立ち上がれるだろうか…せめて親が生きている間だけでも、踏ん張ることが出来るだろうかと…

    僕は不破さんの8歳下ですが、もしも職場が同じだったなら、休憩時間など、ぜひ話相手になって頂きたい方だと思いました。自分も少し前まで、税理士になって独立開業したいと本気で考え、勉強していたし…色々と共通項が多いので…

    なんだか取り留めの無い内容で申し訳ありません。いつまで生きられるか分からない身ですが、応援してます。夢、叶うといいですね。

    返信削除
    返信
    1. 左さん
      はじめまして
      とても苦しんでいられるのだなと
      コメントを読んで思いました
      性の悩みは本人でなければわからないものだと思います
      誰にも理解されない深い苦悩があるのだとお察しいたします

      ぼくは他人を救うことができるような人間ではありませんが
      こんなブログで少しでも元気になっていただけるなら
      これほどうれしいことはありません

      大学の後輩ですね
      自由な校風であるが故に
      自分がしっかりしていないと
      社会から置いてきぼりにされてしまう
      大学を卒業するころにはすっかり社会に適応できなくなっている
      ある意味怖い大学だと思います

      親が生きている間は頑張ろう
      親より先に死んではいけない
      ぼくも同じ思いを抱いています
      その生きている間に
      何か運命が好転するような出来事があればいいなと

      左さん
      またコメントをください
      ありがとう

      削除
  7. パフュームでした。すみません。
    Puffyは、私も、ほとんど忘れましたね。笑
    パフュームは、テクノミュージックでしょうか。最近、流していますが、可愛いだけでなく、洗練された音楽の世界を感じて、アイドル好きな男性の方も好きかな?と思い、聞いてみました。

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    返信
    1. チー釜さん
      再コメントありがとうございます

      メール読みました
      ありがとう
      それとFBも見させていただきました

      お体大事にしてくださいね
      ぼくよりもひとまわりも若いのですから
      元気になってくださいね

      削除

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