2012年10月22日月曜日

心の闇を覗かれて


ぼくは今日の午前中に会社面接を受けてきました
家を出る前に
父から「おまえは働かずに面接ばかり受けている」と小言を言われる
「1つの職場で長く勤めたほうが楽じゃないのか?
会社を変えるたびに最初から仕事をおぼえなければならないのは大変だろ、違うか?
70歳を過ぎた父の説教
はいそのとおりです
さすがに我が父は仕事の厳しさをよくわかっておられる
でもね父さん
「自分は対人恐怖症だからね」と何度も教えたでしょ?
ぼくが何よりも大変なのは他人とのコミュニケーションなのだからって
他人が怖いと思っているぼくにとって
仕事をおぼえる苦労なんて軽いものだって
何度教えてもぼくの心の弱さを理解してくれない

最近は老いた父が愛おしくてしかたがない
父はぼくのことを理解してくれないけれど
ぼくは父のことを理解できるようになった
父の優しい性格をよく理解しているから何を言われても平気だ
父が心身ともに弱くなってからは親子で隠し事は何ひとつ無い関係に成れた
何でも話せるし
ふたりで旅行もする
この父のためにも
ぼくは早く就職して生活費を稼がねばならない

白く新しいビルの総務室での会社面接
面接の相手はひとりだった
とても親切で明るい人だった
会社の規模にはじまり
会社の業務内容や待遇
そして社風や社員の失敗談まで話してくれた
長い長い面接時間
始終笑顔で冗談を交えながら会話が弾みました
面接時間は1時間35分にも及んだ
ぼくは会話の疲れなど微塵も見せない
ぼくは最後まで元気に応対した
相手の目を見て一生懸命に元気に明るく会話した
そのつもりだった
(今日のぼくは完璧かも・・・これは入社決定だな)と思いました

しかし相手は面接のプロだった
面接の終わりごろになって急に
「あなたはおとなしい人ですね」と言われてしまった
(げっ、ばれてるよ・・・)
ぼくは急激に恐怖感に襲われてしまった
「でも、おとなしいということは悪い事ではありません。
あなたの個性ですから。
長く勤務していれば、あなたの性格を職場の皆に理解してもらえますよ。
たまには職場で冗談を言ったりすることも大切なことです。」
確かにぼくはおとなしい
むしろ暗いと言った方が正しい
百戦錬磨の面接のプロの手にかかると
ぼくの心なんか簡単に見破られてしまう
ぼくは自分の心の闇を隠し通すことができなかった
ぼくは心を人に覗かれることをとても嫌う
そして覗かれそうになると恐怖と恥ずかしさからその場を逃げてしまう
これが会社面接でなければ苦痛で耐えられなかっただろうと思う
人の怖さを改めて実感させられた1日だった

夕方に電話連絡があり
健康診断書の提出を求められて二次面接に進むことになった
二次面接は金曜日だ
受かるか落ちるかは全然わからない
ただ弱い心の自分を隠し通せる会社ではないことだけはわかった
すっかり自信が無くなってしまいました
思えばぼくがまともに働かなくなってから3週間が過ぎてしまった
面接の帰りにコンビニに寄って
父が大好きなチョコ最中アイスを買いました
ぼくの父の言うとおりだ
本当にぼくは今年になってから面接ばかりしている



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2 件のコメント:

  1. ブログ拝見させていただきました。42歳、仕事辞めちまってうつ状態のヘタレおやじです。

    凄いすね~、俺は面接行くのが恐くて仕方ないのに、
    このご時世ほいほい採用が決まっちゃうなんて。
    拝見してると面接フリークって感じで、楽しまれてるような感じさえ伺えますよ(笑)
    職がない昨今、よかったら採用のテクニック、教えてください!
    ほんと、40越えのおっさんにはなかなかいい
    返事もらえんですよほんとに…(泣)。

    ご両親が健在なのも羨ましいです。
    俺は早いうちに無くしてしまったんで…。

    でも俺には兄思いの可愛い妹がいますよ(^^)。

    ご家族、大事にしてあげてくださいね。

    返信削除
  2. くらんぱすさん
    はじめまして
    優しいコメントとても嬉しいです

    ぼくも妹を一応可愛いとは思っているのですが(笑)
    なかなか心を開いて会話できません
    子供のころにもっと優しくしてあげればよかったと後悔しております
    くらんぱすさんは妹さんを大切にしてあげてください
    もっと話していればよかったとぼくみたいに後悔しませんように・・

    それから
    えーと
    採用のテクニックですか(笑)
    ひきこもりのぼくにはわかりません(笑)

    ぼくの場合は
    簡単に採用されてからが地獄の始まりなんですね
    働くことが嫌いですから(笑)

    面接は一期一会だと思えば緊張しないで済むし
    何よりも
    こちらから話さなくても
    面接相手が話しかけてくれるので気が楽なんです
    気まずい沈黙がありませんからね

    返信削除

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