2012年6月17日日曜日

パート社員の主張


ぼくは健常者に見られる悲劇を長年ずっとくり返してきた
一見健常者に見えるひきこもりは苦労する
家庭では
子供に希望を捨てぬ親から怠け者だと追い立てられ
職場では
上司や先輩から大きな期待を受けるが裏切ってしまい捨てられる

「ぼくは社会不適応者です」
「対人恐怖症のひきこもりです」
こんなこと他人には言えないだろう
まして面接ではなおさらだ
他人に言えばこいつは狂人かと疑われてしまうかもしれない
言って理解してもらえるならどれだけ楽かと思う
ぼくは母に言ったことがあるが泣かれてしまった
でもまったく理解不能だったようだ
何を言っても信じてもらえないようでいまだにぼくは結婚しろと言われ続けている

どうしてだろう
ぼくは仕事が長続きしないダメ人間なのにそうは見えないのだろうか
パートで勤めた工場では
ぼくは必ず人が定着しないラインにまわされるのだ
なぜ人が定着しないラインなのか
これは十中八九人間関係に難があるラインだからだ

パートやアルバイトが互いに不仲であげ足の取り合いをしている
ベテランのパートやバイトリーダーが新人に理不尽なパワハラをする
社員がパートよりも仕事を知らないのでパートの態度が大きい
ぼくでも半日もそんなラインにいればここはハズレだと気づく
自分を守るためには辞めるしかない

ある工場を辞める時にぼくは総務から
「あなたは忍耐強く健康そうだからきついラインを任せた」と言われた
「同期入社のみんなは楽なラインだけれど君だけがきついラインだった」
先輩のパート社員に教えてもらった
迷惑な話だ
なぜぼくだけがえらい目に会い一番先に辞めなければならないのか
健常者に見られる悲劇
健常者に見られるというだけで職を失いお金が無い苦しみを味わう
不平等だ
ぼくは働くことは好きだし労働に関しては確かに忍耐強いところもある
しかしこれに厄介な人間関係がブレンドされると途端にぼくの忍耐弱さが露呈する
対人恐怖で豆腐のように脆い心が握りつぶされてしまうのだ

これからのぼくは人間関係で少しでも苦痛を感じたら総務や人事に
配置転換を相談してみようと思っている
いや相談ではなく熱烈な配置転換願いだ
たかがパート社員が配置転換願いなんてしていいものかと
ぼくは周囲に遠慮をして気を使っていたのはまちがいだった
自分を守るためには会社を辞めるしかないという考えは正しくなかった
本当に自分を守るためなら簡単に仕事を辞めてはいけないのだ
仕事を続けながら自分にとって最良の防衛策をさがすことが
自分を守るための正しい行為だ
ひどい人間関係で辞めるくらいなら総務や人事に言いたいことを言って
それでも願いが却下された後に辞めることを考えてもいい
パート社員だってアルバイト社員だって会社にいなくては困る人材だ
余計なことを言ってマイナス査定になったとしても
簡単には雇止めにはならないはずだ

ぼくはそう考えるようになった

2 件のコメント:

  1. ただただ共感しました。

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  2. ブログ拝見しました。現在ひきこもり5年の43歳、独身、男です。私もコミュニケーションに難あり対人恐怖症です。似たような状況での方が一緒に仕事できればまた変われるのかなぁと思いました。

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