2012年6月5日火曜日

配達(業務委託)の仕事


ひきこもりにでもできる仕事はないだろうか
多くは望まない
不自由なく暮らしていける仕事であればそれでいい
ぼくはずっと探しては挑戦してきた

中高年が働きやすい仕事に業務委託がある( 実際働いている人は高齢者が多い )
ちょっと特殊な雇用形態だ
給与は完全出来高制で
一定時間内に与えられたノルマをこなせるなら好きな時間を自由に仕事ができる
メジャーな仕事だと自動車持ち込みの御歳暮配達なんかがそうだ
職種によっては免許や資格が必要であったり高いスキルが求められる
配達の仕事は体力的にも精神的にもお金にもシビアな仕事だとも聞く
でもひとりでいる時間が長いから対人関係なんかで苦しめられることはあまりないだろう
好きな時間にランチをしてお茶を飲んで休めるなんて素晴らしいことだ

ぼくが自営業をしていた頃の話
暇で暇で手が空いている時にぼくは業務委託で仮設リースの運送の仕事をした
ぼくの2tディーゼルトラックを会社に持ち込んで
簡易式トイレや社名ロゴ入りの看板やネットフェンスなんかを家の新築現場に運んで
組立てて設置する仕事だ
車の燃料代は自分持ちだったし高速代も自分持ちだったから下の道をノロノロ走った
それと社会保険や労災や車の維持費も自分で支払わなくちゃならない
( 手取り月20万円稼いでもいろいろ払って月10万円くらいの残金になってしまい焦った )
ぼくは富士山の麓から九十九里浜まで関東地方の新築現場を西へ東へ走り回ったものだ
秋の紅葉
冬の温泉地
雪が残る春の山道
体はきつかったけれど観光ドライブをしているみたいでとても楽しかった
マイカーでのドライブは動く部屋にひきこもっているようなものだ
ひきこもり人間のぼくにはこの業務委託という仕事がベストマッチしたのだ

いまどき手取りで月20万も稼がせてくれるほど景気のいい会社は無いかもしれない
仕事そのものが無くなればオアシスを求めて大陸を移動する動物の様に他に行くしかない
経済的に余裕が無いとやっていけないし不安定な仕事だとは思う
何よりも運送向きなトラックが必要になる
それでもひきこもりや対人関係を避けたいと思っている中高年者には
マイカーを使った業務委託という仕事は長く続けていける仕事だと思う


自宅の近くで
軽自動車1台に3人で電話帳配達のアルバイトをしているのを見たことがある
若い女性がふたり
若い男性がひとり
彼らはぼくと雰囲気が似ていたから心に傷がある人たちだとすぐにわかった
ひとりがドライバー役
ひとりがカーナビ役
ひとりが各家を訪問する役
といったところか
社会復帰のためのリハビリだったのかもしれない
ひきこもりが集まって仲間同士で助け合えたならどんなに心強いことか
少しうらやましく思った

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