2012年6月4日月曜日

男性パート社員


濃厚な人間関係を築けないぼくは正社員になることをあきらめている
ひきこもり生活から脱出して収入を得るために
ぼくはまずフリーターやパート社員になることを望んだ

アルバイトやパートの求人情報ならハロワじゃなくてもネットでいくらでも探せる
もともと自営業者だったから雇用保険の被保険者になれるわけじゃないし
それに20代のころハローワークに相談に行って粗雑に扱われた苦い思い出がある
ハローワークとは今後も無縁だ

今年ぼくがパート社員として勤めたある製造工場の話
男性のパート社員は精神的に楽な仕事ではないことはわかっていた
でも現実はもっと悲惨だった
40過ぎのひきこもりのぼくがパートの女性や若いおにいちゃんたちに混ざって働くのは
穴があったら入りたくなるほどの居心地の悪さを感じた
最初に
毎日のようにこの製造ラインでは飲み会があると聞いてここはハズレだとがっかりした
ぼくはこの45年間「会」がつく行事はとても苦手で回避し続けてきたのだ
既にできあがった人間関係の中に異物として混じることがどれだけおそろしいことか
そしてあの意識的に無視されることの疎外感
ぼくは休憩室に入れずにトイレで休憩時間を過ごした
同期入社の人たちは皆人間関係が希薄で男だけのラインにまわされた
ぼくだけがこんなラインにまわされた運とタイミングを恨んだ
コノヒトタチトイタクナイ・・・・ひどい絶望感に襲われ3日でそこを辞めた

大事なのは運とタイミングなのだろう

もうひとつ今年ぼくがパート社員として勤めたある製造工場の話
そこの仕事はきつかったけれど人間関係はとても良好だった
ぼくの人生の中でもっともなじめた職場だった
ネット求人で仕事を検索した時
大量募集 新規事業立上げ 中高年歓迎
というキーワードで探したのが良かったのだろう

タイミングが良かった
新人は男性も女性もぼくと同年代の人が集まった
新規事業ということで皆仕事は未経験だから上下関係は無く
研修期間は協力しあいながら相談しあいながらがんばれた
休憩室でも慣れない仕事のことをネタにして会話が弾んだ

運も良かった
皆陽気で屈折していない話好きな連中だった
ぼくは彼女たちに「40過ぎの変なおじさん」というレッテルを貼ってもらえたおかげで
道化を演じ会話の聞き役にまわれた
仕事は忙しく皆マイカー通勤で家族持ちなので2か月間飲み会は無かったし
携帯番号やメアドの交換もしなかった
人間関係が希薄なところをぼくはとても気に入っていた
そしてあんなに暖かい気持ちで働けたのは生まれて初めてだった

結局ぼくは労働日数のことで会社の人事と揉めてしまい辞めてしまったけれども
自分の水に合う職場は必ずあるものだという希望が持てたのだ




今週はネット求人でみつけて応募したアルバイトの面接がある
自分の水に合う職場だといいけれど

運とタイミングさえ良ければ

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