2012年6月3日日曜日

派遣という仕事

今年になってからぼくは3つの人材派遣会社に登録をした
登録をするために面接に行ったのではなく求人広告を見て応募するために面接に行ったのだが
他の仕事を紹介されたのでおことわりした
登録はしたので求人の連絡をしてくれる派遣会社もあるのだが
時給は安く自宅から遠く交通費も出ないので丁重におことわりしている

登録さえさせてもらえない派遣会社も4つあった
電話したが高齢ということでことわられた
担当者が不在なのでこちらから電話しますと言われたが電話がかかってこない
募集を開始した翌朝に電話したのに既に募集を締め切ったので他の仕事はどうですかと言われた
電話で年齢を言ったら受付の女性とその隣にいた女性に笑われた

15年以上就職活動に疎遠だったぼくは派遣会社のしくみを理解していなかった
浦島太郎状態だった
「釣り求人」なんて言葉は今年になって初めて知ったのだ

派遣業界は40代には厳しい世界なのだろう
派遣会社を利用する企業の身になれば理解できることだ
仕事に来てくれる人( 商品 )は若ければ若いほどいい
派遣会社についてはインターネットなどででいろいろと言われている
「派遣の仕事は40代イコール定年で仕事を紹介してもらえなくなってくる」
「40代以上にまわってくる派遣の仕事は時給800円くらいで自宅から遠距離な僻地ばかり」
「上司が年下になるので40代以上の派遣は企業側に嫌がられる」
「40代以上の派遣にはたいへん高いスキルと責任感と努力が要求される」
ぼくの体験ではこれらの考えはだいたい合っている
これから派遣の仕事を始めるには年齢的に遅すぎたと気づかされた( 気づくのが遅いよ )

ましてぼくのように45歳で独身で性格に難があると尚更だろう
派遣の仕事をすることはとてもじゃないが無理だと思う
最近こんなことがあった

今年1ヶ月だけ勤めたバイト先の製造工場に48歳の派遣社員がいた
寡黙で対人関係が苦手な人だった
すごい努力家で気張って働いていた
長年勤めているパート社員たちよりもきついラインで働いていたし残業も多くこなしていた
ぼくは彼のことが好きだったけれど皆は違った
ラインで唯一の派遣社員だった彼は明らかに浮いていた
誰かと話しているところを見たことが無かったし休憩やランチの時間はいつもひとりでいた
そんな彼と数回話をした
肉体労働と早朝出勤と夜勤のサイクルのため半年で8キロ痩せたと言っていた
時給は新人のぼくよりも50円安かったし交通費ももらってなかった
彼から派遣社員についていろいろと教わった

ひきこもりのぼくにとって派遣という仕事は人間関係が希薄というイメージがあり
適職ではないかとずっと思っていた
でも違った
いびつな人間関係と共に差別と格差とも闘わなくちゃならない
会社はけっきょくはひとが集まって働く場所だ
煩わしい人間関係は大なり小なりつきまとうようだ


さて
今日は日曜日だ
ぼくは今新聞の折り込みチラシの求人広告を見ている
あいかわらず派遣の仕事が多い
旧人類なぼくにはこれから勤め先になる会社の名前や住所がわからないということに
違和感を抱いてしまう
介護の仕事もたくさん求人がある
でも人を愛せないぼくに介護の仕事ができるだろうか
始めてすぐにボロがでるだろう
ぼくが嫌われることはわかっている

今月は苦しい

自己破産しようか
生活保護受けようか
様々な思いが脳裏をかすめる

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