2012年6月2日土曜日

若い頃ぼくは自営業者だった

若い頃
ぼくは自営業を始めた
サービス業に近い技術系の仕事だ
ひきこもりのぼくが15年以上も続けることができたのだから自分に合っていたのだろう
実際精神的にすごく楽だったし充実していたと思う

大学を卒業して数年ひきこもった後会社に就職した時は毎日毎日死にたいと思い続けていた
転職をくりかえしてもどこへ行っても人間関係が悲惨な状況で死にたい思いをくりかえした

が自営業になってからはそんなこと思う暇もなくなった

自営業は人間関係での苦しみが減るけれど経済的な悩みが増えると思う
ぼくの場合銀行から融資を受けて設備投資や土地購入や宣伝などで大金を使った
朝から晩まで仕事に追われた
月の売上は銀行ローンや車の車検や燃料代の支払いとかに全部消えた
貯金なんてできなかったし給料も払えないから誰も雇わずにひとりでどんな仕事もやった
派遣会社から単発で来てもらったことも何度かあった
休日はあってないようなものだった
日曜祭日は普段はできない設備のメンテナンスや顧客への挨拶や書類の作成をしていた
丸一日完全に休んだ日は年間で30日くらいだった

それでも

ひきこもりにとって話し役ではなく聞き役にまわれるというのはとてもラッキーなことだ
自営業の良い点は仕事のことだけ考えていればいいということだ
顧客にも業者にも仕事についての会話だけしていればそれで済む
こちらから喋れなくても相手のほうからいろいろと聞いてくれるし話しかけてくれる
ぼく個人に話しかけてくれたのではなく自営業者であるぼくに話しかけてくれたのであろう
あれが仕事上のつきあいというものなのだろう
この仕事上のつきあいは緊張することはあまりなかった

法人会やら商工会での集まり
世話になっている業者や世話している業者との付き合い
それに忘年会や新年会やお花見。。。
いろいろあったけれど言い訳して出席しなくてもなんとか無事だった
仕事さえきっちりこなせば認めてもらえた


リーマンショックの時に顧客から一方的に契約をうち切られた
それからいろいろあってぼくはまたひきこもりになった

今年になってから4つめのアルバイトに失敗して
ぼくは布団にもぐりながら
インターネットの求人サイトをみている
灯りもつけずに

楽なバイトでいい
まず他人に使われることに慣れなければ

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